包装開発課:新東京工場

お客様の信頼に
応えられる設計者を目指したい

お客様の信頼に 応えられる設計者を
目指したい

2021年入社

セッツカートン株式会社 包装開発課:伊丹工場の写真
セッツカートン株式会社 包装開発課:伊丹工場のインタビュー写真1

今の仕事内容を教えてください

私は、お客様からいただいた依頼内容をもとに、段ボールケースや緩衝材の設計を行っています。設計図を作成した後は、サンプルカッターで試作品を製作し、お客様に提出しています。また、段ボールの材質検査や圧縮強度の測定なども業務の一環として行っています。

入社のきっかけ・決め手は何でしたか?

もともと包装業界に興味があり、加えて環境問題にも関心があったため、環境にやさしい業界や企業を中心に就職活動をしていました。再生可能エネルギー分野なども検討しましたが、親近感がなく、より身近な業界として段ボール業界に魅力を感じました。段ボール業界は、リサイクル率が約95%と非常に高く、環境配慮の面でも共感できたことがセッツカートンへの入社の決め手となりました。

実際に働いてみて、入社前とのギャップはありましたか?

入社前は、大きな仕事は上司が対応するものと思っていましたが、実際には若手のうちから挑戦の機会が多く与えられています。もちろん、分からないことがあれば先輩がしっかりサポートしてくれるため、安心して業務に取り組めています。

また、入社当初は雑務が多いのではと想像していましたが、実際には自分で考えて進める仕事が多く、主体的に動ける職場だと感じています。

印象に残っている仕事・プロジェクトは何ですか?

一番印象に残っているのは、デザイン提案を初めて一人で担当した時のことです。それまでは先輩と一緒に対応していましたが、他メンバーが多忙だったため、今回は私一人で対応することになりました。

依頼内容は、お客様のもとにあるデザインを、より生産しやすい形に調整してほしいというものでした。罫線から色を外す、重なり部分を白抜きするなど、印刷機の特性を考慮した細かな修正を行いました。結果的に提案が採用され、大きな自信につながりました。

私はもともとデザインに関する知識がなく、Illustratorも入社後にゼロから学びました。そのため、この仕事にはプレッシャーも感じていましたが、やり遂げた達成感は大きかったです。

セッツカートン株式会社 包装開発課:伊丹工場のインタビュー写真2

今後の目標や挑戦したいことを
教えてください

現在は、包装管理士の資格取得を目指して勉強中です。資格を取得することで、包装の専門家としての知識とスキルを身につけ、お客様の信頼に応えられる設計者を目指したいと思っています。社内で開催される包装設計のコンテストなどにも積極的に参加し、表彰されることも目標の一つです。

また、同じ工場に憧れている先輩がいて、その方は見本のようなキャリアを歩んでいる方です。年齢も近く、気さくで話しかけやすく、今でもわからないことは積極的に質問しています。その先輩のように、後輩にとって頼れる存在になれたらと思っています。

自分の仕事が人の生活に役立ってると感じた瞬間は?

通販業界向けの段ボールを多く手がけているため、自分が設計に関わった箱が、自宅に届いた時はとても嬉しく感じました。自分の仕事が日常生活の一部として役立っていると実感できる瞬間です。

セッツカートン株式会社 包装開発課:伊丹工場のインタビュー写真3

セッツカートンの魅力を教えてください
また、セッツカートンに合う人はどんな人だと思いますか?

全国に工場があり、地域ごとのニーズに合わせた製品を提供できる点がセッツカートンの強みだと感じています。たとえば、愛知県の小牧工場では自動車部品向けの段ボールが多く、新東京工場では通販関連が中心です。

また、若手にも積極的に仕事を任せてもらえる社風があるため、自分から行動できる人、チャレンジ精神のある人に向いている会社だと思います。

専門知識はどのように習得していますか?

CADの操作やデザインの知識はすべて入社後に学びました。学生時代はデザインに無縁で、絵も描いたことがありませんでしたが、先輩に刺激を受けてカラーコーディネーターの資格も取得しました。

社内研修も充実しており、包装開発課では1年目に研修がありました。最近では、Illustratorを使った段ボールデザインの研修があり、印版メーカーでの講習会にも参加しました。年間を通して包装関連の講演会もあり、自分が興味のあるテーマについては課長に相談のうえ、積極的に参加しています。

ワークライフバランスはいかがですか?

現在は実家で暮らしているため、金銭的にも余裕があり、趣味にもしっかり時間とお金を使えています。社会人2年目からバイオリンを始め、今もレッスンを続けており、習い事を楽しみながら過ごしています。

また、私の課では残業がほとんどなく、就業時間内に業務を終えることを目指しています。仕事が多いときは先輩や上司にサポートをお願いし、逆に余裕があるときは自分が他の業務を手伝うという、助け合いのある環境です。おかげで、無理なく、前向きに働けています。

SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 出社

  • メールチェック

  • サンプル依頼の確認

    サンプル依頼をメールでもらっている場合も抜け漏れの無いよう、全てプリントアウトして確認

  • メールを確認しながら、紙で正式な依頼書を作成する

  • 材質検査や箱の強度試験などを行う

  • 昼休憩

  • 営業が持ち帰ってきたサンプル依頼についての打ち合わせ

    お客様がどのような商品を必要としているのか確認し、サンプルを設計・作成して提案

  • 段ボールの設計など頭を使う必要のある仕事を午後にまとめて行う

  • 当日の振り返りと翌日のスケジュール確認

  • CAD室の清掃

  • 退社

INTERVIEWINTERVIEW

その他のインタビュー

  • 営業課:東大阪工場(若手社員)新規開拓に挑戦し大手企業との取引を獲得したい
  • 営業課:東大阪工場(ベテラン社員「やりたい」を尊重し任せてくれる、成長を後押しする職場
  • 生産技術課:つくば工場 「モノづくり」への探究心から高専より段ボールの世界へ
  • 製造課(製函):伊丹工場 難しい案件でも「どうすればできるか」を考え努力と工夫を絶やさない
  • 製造課(貼合):伊丹工場 あらゆる修理に対応できるオールラウンダーになりたい
  • 業務課:伊丹工場 業務に関する資格を取得し専門性を高めていきたい
  • 包装開発課:新東京工場 お客様の信頼に応えられる設計者を目指したい