セッツカートングループは、段ボールの技術と製品を活かし、災害時の被災地支援を行う社会貢献活動に力を入れています。大規模自然災害の発生した際には、避難所等の運営に必要な段ボール製品(段ボール製の簡易ベッド、間仕切り、ケース等)を会社と社員が一丸となって、迅速に供給しています。
私たちの強みは、段ボールという素材の柔軟性と機能性を活かし、被災地ニーズに即応できる支援体制を整えていることです。自治体と防災協定を結び、各地で関係諸団体と連携しながら、スムーズな支援が行えるよう日頃から連携を深めています。
                  
                段ボールベッド・間仕切りにはさまざまなメリットがあります。健康面では、床の冷たさや硬さを軽減し、体温低下やエコノミークラス症候群の予防に役立ちます。さらに、ほこりの吸い込みを防ぐことで、呼吸器疾患のリスクも軽減されます。精神面では、段ボールベッド・間仕切りによってパーソナルスペースが確保されるため、プライバシーの保護やストレスの軽減に貢献。避難生活の環境改善に寄与しています。機能面でも優れており、簡単に組み立て・解体ができるほか、軽量で移動もしやすく、避難所だけでなく仮設住宅や自宅でも活用可能です。さらに、椅子や収納としても使用できる多用途性も備えています。経済面ではコストが低く、大量生産が可能な点が災害時の迅速な対応を支えます。また、使用後はそのまま輸送用段ボールとして使用できます。リサイクル可能な素材であるため、環境にも優しい点も特徴です。
阪神淡路大震災や東日本大震災では、被災者が避難所等で不慣れで過酷な生活を強いられ、体調を崩されるなど、健康に大きな影響を受けることになりました。こうした課題に対し、当社の段ボール製品が避難所運営の良好な生活環境の確保に向けた取組に貢献しています。
私たちはこれからも、段ボールの持つ温かみと優しさが、災害時、避難を余儀なくされる被災者の健康と、安全・安心に少しでもお役に立てるよう、支援体制の強化に取り組んでいきます。	
                
              2011
3月 東日本大震災
2013
10月 伊豆大島土砂災害
2014
8月 丹波市豪雨災害
8月 広島市土砂災害
11月 長野県神城断層地震
2015
9月 関東豪雨災害
2016
4月 熊本地震
2017
7月 九州北部豪雨災害
2018
6月 大阪北部地震
6月 西日本豪雨災害
2019
9月 台風15号(房総半島台風)
10月 台風19号(東日本台風)
2020
7月 九州豪雨災害
2024
1月 能登半島地震